今回は基本無料で楽しめるRPG、モンスターマスターXについてレビューします。
概要
スマホのアプリでMMORPGのように会話でギルド内で仲良くなったり、ギルドメンバーが窮地に面している時に助けたり逆のパターンで皆と一緒に楽しみたいという風に思った事は無いでしょうか?
それを実現したのがこのモンスターマスターとなっています。
デッキと呼ばれるパーティー編成で5体までのモンスターや中には神様や悪魔までたくさんの仲間を設定し、コマンド式RPGで戦闘を行うようになります。
通常のソーシャルアプリのように強化やガチャもありますが、イベントなどで強いキャラクター揃える事も可能となっています。
それでは詳しく見ていきましょう。
ストーリー
特に深い設定や物語性はなく、集めたモンスターを使役して、ガンガンとバトルを重ねていくといった内容になっている。
マルチプレイこそが作品の根幹ともいえるゲームなので、物語重視のRPGファンなどでもないかぎり、特に不満を覚えることはないかも。それはかえってテンポの良さにも繋がっており、バトルや育成に集中することができるだろう。
ただとにかくキャラクター数が多いので、自分自身で物語を生み出し、世界観を広げていくような、古典RPGを愛するヘビーユーザーに向いているともいえるか。
ゲームの特徴
基本的にはクエストで用意されたバトルを繰り返していき、強化していくようになります。
操作方法などがわからない、こういったゲームをプレイした事が無いという方もいるかもしれませんがご安心下さい。非常に丁寧なチュートリアル(操作説明)が画像や支持付きで始めにしてくれますので特に難しい所はありません。これに従って学んでいきましょう。
また日替わりだったり、時間によって強化やレベルアップに手助けとなるイベントが開催されています。
この画像のように強キャラクター、激レア級の通常課金をしないと貰えないキャラクターのチケットやアイテムゲットチャンスがたくさんあります。
クエストをクリアするだけでもレアガチャが行えるリングも貰えます。
こういったイベントやクエストを活用して無料でも十分に楽しめる事ができるのがモンスターマスターです。
バトルシステム
ターン性のバトルシステムとなっています。
自分のパーティーキャラクターは下に5体表示され各ターンに1回の行動となっています、またクエストなどではCPUが上部に表示されていてバトルの手助けをしてくれます。
スキルもキャラクター毎に設定されており、ボス戦まで温存して戦おう。
スキルもパーティーメンバーの回復を行えたり、攻撃力、防御力を高めるものから直接敵に攻撃を加えるものと様々用意されています。
パッシブスキル
パッシブスキルというのはそのキャラクターがパーティー内にいるだけ備わる能力のようなものです。
パーティー内の見方の攻撃力2倍や魔法が2倍と様々あります。
やはりレアリティーが高いキャラクター程協力となっているようです。
属性
RPGではよくあるシステムですがモンスターマスターにも備わっています。
種族弱点や特攻弱点、属性弱点など効率よく攻撃できるポイントがあります。
キャラクターの色ですぐに判別でき、また敵の場合はHPパラメーターの棒の横に色が丸くついているのですぐに理解できるでしょう。
あとはプレイしながら学んでいきましょう。
頼りになるのはギルドメンバー?
最初のクエストをクリアしていくとギルドの移籍となりました。
ギルドBBSを覗いてみると…
ギルドメンバーのレベルが見れるのですが私がLv8でメンバーはLv179だったり127だったりとかなりの先輩方が…
しかし画像のおじいちゃんキャラの人が最高のレベルの人ですが懇切丁寧に質問に答えてくれています。
皆さんマナーも良いようでとても頼りになります。
知らぬ間にクエストにギルドメンバーが戦闘に参加している事もありました、非常にびっくりしたと同時にこんな低レベル帯で相手はまったくメリットが無いだろうに参加してくれていた事に嬉しくなりました。
画像は取れなかったのですが、思考中と文字が出た為にきづきました。
すごいゲームとなりました。
グラフィック/BGM/キャラクターデザイン
全体的に、お世辞にもクオリティが高いとはとてもいえない作品。一時代前のブラウザゲームを思わせるチープさがあるともいえてしまう。
特に演出面の弱さは、バトルから迫力と爽快感を喪失させており、やり応えがあまり感じられない。
またキャラクター数が膨大だが、デザインにやや古臭さが見え、色の塗りものっぺりとしており、質感が薄く、美しさが足りない。
しかしそれでも多様性の複雑さは素直に称賛したい。あらゆるジャンルが詰め込まれているかのような博覧会ぶりなので、きっと自分の好みに合致したキャラクターと出会えることだろう。
プレイした感想のまとめ
とにかくお手軽さのあるゲームで、休憩がてらに遊ぶにはちょうどいい作品である。
グラフィックなどのクオリティが全体的に低いが、そのおかげでテンポが良く、軽快にプレイできているともいえるだろう。20人まで参加できるマルチプレイでもサクサク進行するので、ストレスがなく、たとえ電車1駅の短い時間であろうと大規模バトルを楽しむことができる。まさしく「スマートフォン向けゲーム」といえる軽妙さなのだ。
ただそれだけに、重厚感や1プレイの手応えと充実感を求めるようなユーザーには向かない。またキャラクターが多くスキル設定の自由度の高さはあれど、戦術性も戦略性も大きな幅があるわけではないので、やり込み派のヘビーユーザーにも向かないかも。
プレイングで逆転できる要素がないということで、既に長い時間をかけているプレイヤーや課金プレイヤーに打ち勝つのが困難。新しく始めるには壁も高く感じられてしまう。
またことあるごとに「課金を促す」広告やキャンペーンが表示されるのも煩わしい。
気軽にポチポチと多人数バトルを楽しみたいというライトユーザー向けの作品といえるだろう。