いかにも怪しい洋モノという感じがしますが、見くびるなかれ、これ面白いです。
庭を自分流にアレンジしていくシムシティみたいな感じかと思いきや、ストーリーがあり、ストーリーを進めるにもパズルをクリアしないといけなかったりと、そうきたかっ!という要素があります。
パズルが結構難しいんですよね~。老若男女楽しめるゲームだと思います。
・ガーデンスケイプ (Gardenscapes)の概要
主人公は大叔父の館と庭園を相続することになりました。下の画像の頭の薄いおっさんは執事のオースティンです。
相続したはいいが、庭園は手入れされておらず荒れ放題になっています。主人公がオースティンにあれこれ命じて、庭園をきれいにしていくというのが大きな目的となります。
最初にゲームを起動した時は以下のようなムービーが流れます。きれいですね。
ゲームの流れは以下のとおり。
①オースティンがあれやったほうが良いんじゃない?と提言してくる
②提案を受けようとすると、行動ポイント(スター)がないため集めてこいと言われる
③パズルをプレイし、クリアするとスターがもらえる
④集めたスターで庭をメンテナンスする
主人公は執事のオースティンに良いように使われている。(でも実際庭を手入れするのはオースティン)
・ストーリーはこんなかんじ
相続した庭は広大で、一箇所だけでなく複数箇所の庭を手入れしていきます。
下の画像のように、やることリストをこなしていくことでストーリーは進みます。右上の星マークが行動ポイントで、やる(芝生を飾る)を実行するには星がふたつ必要になります。
現在足りないため、パズルで集めにいきます。
実際にやるを実行します。今回は噴水の設置です。設置する器具も1種類ではなく3種類あるんですよ。
噴水を決めると業者がきて工事が行なわれます。結構芸が細かくておもしろいんですよね。
解体業者のロビーです。ツリーハウスを撤去したが、キクイムシという虫がいたようです。そのため、「キクイムシを駆除する」というのがやることリストに追加されます。
オースティンのおっさんがスプレー(キンチョール)でキクイムシを駆除しています。結構事細かにやることリストに追加されるんですよね。
・パズルはこんなかんじ
ひとつのピースを上下左右移動させることができ、同じ種類のピースを3つ揃えると対象が消えます。ピースを4つ以上そろえると爆弾が作製され、周りのパネルを一気に吹き飛ばすことができます。
以下の場合はぶどうを27個集めるというクエストになっています。22回移動させるまでに完了させないと、クエスト失敗となります。
おっさんが危なっかしいことを言っています。ピースを6つそろえるとダイナマイトができます。4つよりも5つ、5つよりも6つのピースをそろえたほうが、強力な爆弾がつくられます。
爆弾を使うと左下のゲージが溜まり、超必殺技レインボーブラストを放つことができます。幽遊白書の「美しい魔闘家鈴木(強い妖戦士田中)」もレインボーサイクロンという技を打ちますが、それとはダンチです。
レインボーブラストを上下左右のピースのどれかに動かすと、動かした先のピースと同じピースをすべて収集することができます。
ドワーフの像を集めるパターンもあります。地面に埋まっている像をすべて回収すればクリアです。これがまた難しい。。。
ソーダジュースを全部回収するパターンです。ソーダジュースを一番下にもっていくと回収できます。これまた結構悩むんですよね~
・おっさんの会話もおもしろい!
おもしろいのはパズルだけではありません。オースティンのおっさんの会話もおもしろいのです。
たとえば階段で休んでいるところをクリックすると、下記のように「あぁ。私を座らせておいてもくれないのですね…」などといった嫌味を言われます。
さーせん。
感傷にふけっているおっさん。何見てるんだか。
ゲーム内にSNSもあるんですよ!オリビアの投稿に対してオースティンとロビーがコメントしています。本当に芸が細かいですよね。
・まとめ
どうですか?面白そうでしょ?ただの庭育てゲームじゃないのが分かったかと思います。
正直期待していなかっただけに、庭育てだけでなく、パズルだけでもなく、ストーリーもあるという展開には驚きました。こうきたかーと。
そしてオースティンのおっさんのキャラがまたいい!自由かこいつ(笑)
ぜひ一度オースティンに会ってみてください。パズルもなかなかの難易度でハマります。