美しい世界観がウリ
ヴァルキリーアナトミアは美しい世界観がウリのゲームです。
早速、その世界観を伝えたいと思い記事に起こしていきます。
まず、美しい世界に欠かせないのはサウンド、つまりシーンにマッチした曲です。
例えば、戦闘シーンでの曲。
Confidence in the domination(↓はVP1の原曲です。)
戦闘シーンでこのBGMというだけで相当テンション上がりますよね。
ヴァルキリーアナトミアは、ヴァルキリープロファイルというゲームの続編にあたるゲームです。
ですので、上で紹介した曲はヴァルキリープロファイルでも使われていたのですが、ヴァルキリーアナトミアだけの新曲もあるのでご紹介させていただきます。
ポップなキャラクターデザイン
全体的にデザインがポップな印象を受けます。
戦闘シーンでの操作が簡単
前作のヴァルキリープロファイルはプレイステーション2のゲームだったため、戦闘シーンはコントローラーの◯×△□ボタンを押してキャラクターを攻撃させていました。
しかし今作は、スマホゲームのためキャラクターの顔アイコンをタップして操作を行います。
ちなみに、ヴァルキリーアナトミアの戦闘場面での操作は、操作がとても簡単で、タイミング良く攻撃することや攻撃スキルの選択が戦闘のキモでした。
ですのでだった、スマホのゲームへの移植は相性が良かったと思われます。
あと、面白い特徴があります。
今作はキャラ個別にHPが設定されていません。
味方同士が一つのHPバーを共有しています。
ですので、戦闘不能になった味方が身動きできなくて、必殺技を出せない等ということがありません。
ですのでテンポよく戦闘を楽しむことができます。
レナスの声優の変更
ヴァルキリープロファイルでは、レナスの声優は冬馬由美さんが担当していましたが、ヴァルキリーアナトミアでは沢城みゆきさんに変わりました。
そして、冬馬さんはナレーションを務めています。
ヴァルキリープロファイルからのプレイヤーは、今回の変更に違和感があるかもしれませんが、冬馬さんのナレーションはとてもヴァルキリープロファイルらしさを引き立てています。
エインフェリアの内面や世界観そのものを暗く深く表現する必要があるのですが、その演出として冬馬氏のナレーションがばっちりハマっていました。
この下でご紹介するプロモーションビデオの曲を聴きながら、冬馬氏の声を聞くとヴァルキリープロファイルらしさが一層感じられます。
ヴァルキリープロファイル外伝的なのか?
最初にオープニングの謎の女性との会話や回想のシーンを見ると、ヴァルキリーアナトミアの世界は、間違いなくヴァルキリープロファイルとは違う世界が発生しています。
気になるのはヴァルキリープロファイル1やヴァルキリープロファイル2と繋がりがあるパラレルワールドなのか、それともヴァルキリーアナトミアの世界だけで完結するパラレルワールドなのかということです。
(ヴァルキリープロファイル外伝的な位置付けなのかが気になるところです)
レナス、オーディンのキャラ設定についての違和感
レナスは下級神でも創造神でもなく高位の精神体としてオーディンの父の代から封印されているという設定。
アース神族復興のためには人手がいるため、オーディンは英雄の魂を選定し神界へ導くとされるレナスの封印を解く。
しかしレナスは記憶が定まらず自分が何者かもわかっていない。そのためオーディンを主神としては捉えておらず、無礼な口の聞き方をする。この時のやりとりが軽く感じられました。
レナスが封印されている火山を守護していたカラス兄弟との会話もそうでしたが、過去作のVPに比べて主神オーディンの威厳がなくなってしまったようにも思えました。
また、記憶がないのでエインフェリア選定の仕方がわからないレナスに対してなぜかオーディンがレクチャーします。
エインフェリアの選定ができるのはヴァルキリーだけ。
レナスの存在を知らなかったのに選定の手法を知っているのは何故なのだろうか。
エインフェリア選定時に感じる違和感
エインフェリアを選定する際に、精神を集中して心の叫びを捉えるシーン。
原作では死の間際の悲痛な叫びや想いが数フレーズに渡り臨場感溢れるエフェクトとともに聞こえてきました。
それが今作では1フレーズと短く、エインフェリアの経歴や背景などもほとんど語られませんでした。そのため、なぜエインフェリアとしてレナスと共に歩むことを決めたのか、どんな想いがあるのかが伝わってきませんでした。
記憶が定かでない中で、ただオーディンに言われるがままエインフェリア選定を始めるレナスもさることながら、そんな芯のないレナスについていくエインフェリアにも違和感を感じました。
ただし、今回はチュートリアルステージでまだ一人のエインフェリアしか出てこなかったので、本編でどうかはまだわかりません。
ステージ
基本はRPGでありながらステージにはアクション要素を取り入れていた過去作ですが、今回はボードゲーム風に進めていきます。
スマホゲーである以上これは仕方がないです。
無理にアクション要素を取り入れるよりはストーリーと戦闘に特化させるというこの方針でもアリかもしれません。
ガチャ要素ありのゲーム性
最後にガチャを3回引けて武器を貰えました。
ここでチュートリアルは終わってしまったのでまだなんとも言えません。
プレイした感想ですが、満足できる内容でした。
プレイする価値があるゲームです。