「ドールズフロントライン」は海外で先行配信されていた大人気戦略シュミレーションゲーム「少女最前線」の日本版スマホアプリ。
銃火器を擬人化した少女たちが謎の組織と戦い抜く戦術シミュレーションゲームで、ストーリー展開はシリアスなもの。
美少女×銃だけど硬派な雰囲気の内容は、開始当初からサーバーが混雑していて順番待ちの待機時間が発生するのも納得な作品です。
内容
ゲームは「代理人」と「戦術人形M4A1」と呼ばれる2体のアンドロイドの交戦シーンからスタート。
舞台は2045年に第三次世界大戦が勃発してしまった近未来。
戦争によって疲弊した世界の中で、「戦術人形」という自立型の兵器の技術が躍進し、終戦後も卓越した技術力によって圧倒的な行動力と純真な心を持った人形たちは、人々の信頼を集め、生活に溶け込んでいった。
そうして、「戦術人形」を主力とする民間軍事会社が誕生していくことになるのだが、その中でも「鉄血工造製造会社」では事故が起こって「戦術人形」達が制御できないという事態が起こる。
プレイヤーは「グリフィン」という民間軍事会社の新任戦術指揮官として、上級代行官ヘリアントスの下で任務の遂行を果たしていく。
戦略バトル
本作はすごろくのようなマップを移動して、道中にいる敵を倒していく。
最奥にいるボスを倒せばステージのクリアとなる。
キャラクターのコマからコマへの移動はプレイヤーが自由に選択でき、ターン終了時にキャラクターがいたマスは占領が可能。
マスに名称が書いてある場合、そのマスは以下のような効果を持つ。
指令部…部隊配置と補給が行える。
なお、敵の司令部を占領すれば勝利、自軍の司令部が占領されたら敗北が確定。
飛行場…行動ポイントが+1となり、部隊配置と補給も行える。
電達…このマスから2マス先の視野まで偵察が可能。
ラダンムポイント…何が起こるか分からないマス。
臨時飛行場…天候や補給条件の制限があり、一時的な利用のみ可能。
占領すると継続的に行動ポイントの提供があるが、閉鎖中は配置や補給が行えない。
補給ポイント…補給ができる。
合流ポイント…司令部と合流ポイントをつないで補給線が確率できる。
作戦に参加できるキャラは最大5体まで。
キャラごとに味方の戦闘を支援するバフスキルがあるので、編成が済んだら「陣形設定」も必ず確認しておこう。
さらに、キャラクター毎にHPや回避性など長所短所、前列・中列・後列のどのポジションに置くと言った要素もバフスキルと合わせて陣形設定時は考慮に入れたい。
バトル自体は敵のキャラと同じマスに止まることでオートで進行する。
キャラクターの育成
基本は戦闘に参加して経験値を得てレベルを上げ、「人形強化」で他のキャラクターを素材として能力の底上を行っていく。
そして「編成拡大」では同一キャラクターまたは「コア」を素材として、キャラクターを分身させて部隊をつくることができる。
育成の他にもキャラとは交流も行え、好感度システムや着せ替え要素は少々ドライな感じのストーリーを進めいてく中での癒しにもなる。
特別ログインボーナスなどでは衣装が手に入るので、お気に入りのキャラとゲームをとことん楽しもう。
まとめ
全体的に迷うことなく進めていけるのは、既存のゲームUIに頼る部分もあるが、本作はそこからさらにゲーム性を追求した作りになっている。
ストーリーは謎めいた部分が多く、進めていく内に徐々にゲームの世界観が現れてくる様な展開。
戦闘パートはオートと言えども難しく、練られたシュミレーションで遊びたいプレイヤーにおすすめしたい作品である。